まずは、
お金の全体像を
知ることから。
リノベーションの費用には、
工事そのものにかかるお金だけでなく、
物件購入費や諸費用、家具・家電、予備費など、
いくつかのお金が関わります。
だからこそ、最初に知っておきたいのは、
何にどんなお金が必要になるのかという全体像です。
必要な費用をひとつずつ分けて見ると、
どこに予算をかけるのか、
どこに余白を持たせるのかも考えやすくなります。
費用について、
こんなことで
迷っていませんか?
工事費以外に、何のお金が必要なのか分からない
結局、総額でいくら必要なのか分からない
調べるたびに金額が違って、目安がつかめない
ローンを含めて、どこまで予算を組めるのか分からない
費用のことが分かりにくいのは、
ひとつの金額だけでは考えられないからです。
まずは、何にどれくらいのお金が必要なのかを
分けて整理してみましょう。
リノベーション費用 ≠
住まいづくりの総予算
リノベーション費用は、工事費だけでなく、
物件購入費や諸費用、家具・家電など、
住まいづくりに必要なお金を合わせて考えることで、
はじめて全体の予算が見えてきます。
総予算を、
5つに分けて考えてみましょう。
リノベーションに必要なお金は、
工事費だけではありません。
中古物件を購入してリノベーションする場合、
全体予算は大きく5つに分けて考えることができます。

物件購入費
中古物件そのものを購入するためのお金。
リノベ費用
間取りや設備、内装などを整えるためのお金。
諸費用
登記や税金、保険、ローンなどにかかるお金。
家具家電費
新しい暮らしに必要な家具や家電のお金。
予備費
追加工事や想定外の費用に備えて確保しておくお金。
物件購入費 + リノベーション費用
+ 諸費用 + 家具・家電費用 + 予備費
= 総予算
費用の割合は、選ぶ物件や工事内容によって変わります。
大切なのは、ひとつの金額だけを見るのではなく、
最初から全体で考えておくことです。
※持ち家をリノベーションする場合は、
物件購入費を除いて考えます。
それぞれ、
どんな費用が含まれるのでしょうか。
01
物件購入費
物件価格を中心に、中古物件を購入するために必要な費用です。
価格だけでなく、立地や築年数によって「リノベに残せる予算」も変わります。物件選びは、工事費とのバランスで見ることが大切です。
02
リノベ費用
解体、内装、水回り、設備、設計・施工などにかかる費用です。
同じ広さでも、どこまで壊すか、何を残すかで費用は大きく変わります。全部を新しくすることが、必ずしも最適とは限りません。
03
諸費用
登記、税金、火災保険、ローン手続きなどにかかる費用です。
ひとつひとつは小さく見えても、合計するとまとまった金額になります。物件と工事だけで予算を決めないことが大切です。後から気づきやすい費用だからこそ、最初から予算に含めて考えます。
04
家具・家電費
家具、照明、カーテン、家電など、新しい暮らしを整えるための費用です。
完成後に必要になるものを後回しにすると、せっかくの空間を十分に整えられないことも。暮らし始めるところまで予算に入れて考えます。工事だけで予算を使い切らず、暮らしまで含めて考えておくことが大切です。
05
予備費
解体して初めて分かる補修や、追加工事などに備えて確保しておく費用です。
リノベーションでは、壁や床を開けて初めて分かることがあります。予備費は「余ったお金」ではなく、安心して工事を進めるための余白です。
※場合によって必要になる
費用もあります。
住みながら工事ができない場合は、仮住まいの家賃や引っ越し費用、
荷物の保管費用などが必要になることもあります。
住まいの状況や工事内容によって変わるため、
自分たちの場合に必要かどうかを事前に確認しておくことが大切です。
たとえば、
こんな予算の
組み方があります。
総予算 3,000万円の場合
2つのパターンに分けて考えてみましょう。

物件重視型
立地や広さ、築年数など、
物件そのものの条件を優先する考え方。
その分、今ある間取りや設備を活かしながら、
リノベーションする範囲を整理していきます。
総予算
3000万円
物件購入費
1900万円
リノベ費用
700万円
諸費用
180万円
家具家電費
80万円
予備費
140万円

リノベーション重視型
物件価格を抑え、
その分を間取り変更や設備、素材などの
リノベーションに充てる考え方。
物件の条件だけでなく、
「この家でどこまで変えられるか」を見ながら
選ぶことが大切になります。
総予算
3000万円
物件購入費
1500万円
リノベ費用
1100万円
諸費用
180万円
家具家電費
80万円
予備費
140万円
同じ総予算でも、
物件とリノベーションの配分によって、
住まいづくりの選択肢は変わります。
だからこそ、物件を決めてから予算を考えるのではなく、
物件探しの段階から
全体のバランスを見ておくことが大切です。
ローンは、
物件とリノベーションを
一緒に考えることができます。
中古物件を購入してリノベーションする場合、
物件購入費だけでなく、
リノベーション費用も含めて資金計画を
考えることができます。
基本の考え方
物件購入費用
リノベ費用
金融機関へ
相談
借入計画
金融機関やローン商品によって、
借りられる範囲や条件、
手続きの進め方は異なります。
だからこそ、物件を決める前から
物件購入とリノベーション費に
どのくらい必要かを
整理しておくことが大切です。
どんな物件を選ぶか
arrow_downward立地や広さ、築年数によって物件価格は変わります。
物件にかける金額が変われば、
リノベーションに残せる予算も変わります。
どこまでリノベーションするか
arrow_downward間取り、水回り、素材、設備、造作など、
工事の内容によって費用は変わります。
すべてを新しくするのではなく、
どこにお金をかけるかを考えることも大切です。
どんな暮らしをつくりたいか
arrow_downward家具や家電、インテリアなど、
完成後の暮らしにもお金は必要です。
住まいづくりで何を大切にしたいのかによって、
お金の使い方も変わります。
同じ金額の施工事例を見ても、
それがそのまま自分たちの予算になるとは限りません。
大切なのは、
「いくらかかるか」だけではなく、
「何に、どれくらいかけるか」を
自分たちの暮らしに合わせて考えることです。